top of page

理想的なブルーウォータークルーザー  Xc47 その1

デンマークメーカーのX-Yachtsが発表したブルーウォータークルーザーの真骨頂であるXc47のご紹介をします。



X-Yachts Xc47

年々、沖合で見られるような大きな海や強い風に耐えられるような設計や構造の船であるブルーウォータークルーザーを求めるセーラーの需要増加しています。その需要に対応したいという願いに基づいて、X-Yachtsは新しいXc47を発表しました。すでにヨーロッパでは大変評判で、ヨーロピアンヨットオブ ザ イヤー2024にノミネートされています。


ヨーロピアンヨットオブザイヤー 2023


●ブルーウォータークルーズ、安全、快適、エレガント

Xc 47はブルーウォータークルーザーというだけではなく、大洋を安全かつ快適に航海できるように設計され、また大変エレガントなデザインです。ロングクルーズに威力を発揮します。


●簡単でスタイリッシュなショートハンド

昨今のセーリングは、たとえブルーウォータークルージングであっても、少人数のクルーで行われるようになりました。Xc 47では、それらをより楽に機能的にできるようこれまでにないセンスでデザインされています。

X-Yachtsのデザイン&エンジニアリング・ディレクターであるトーマス・ミーレック氏は、「ショートハンドセーリングを安全かつ容易にするために、デザインには細心の注意が払われています」と語っています。


X-Yachts Xc47


コックピットのレイアウトは、ヘルムスマンがすべてのラインを操作できるように設計されています。左右に2基ずつ、計4基のウィンチがホイールの前に配置されています。関連するすべてのトリムラインは、マストからステアリング位置までデッキ下のチャンネルに導かれ、ジャマーはヘルムスマンが手の届く位置にあります。


トラベラーは、コックピットからスプレーフードの前に再配置されました。このコックピットの配置は、効率的なワークスペースを生み出すだけでなく、快適な居住空間の確保もできます。


トランサム付近の広いアフトデッキには、快適なフルワイドのシーティングエリアがホイール後方に設けられ、日光浴エリアにもなります。真のオフショアヨットらしく、コックピットは深く、しっかりと保護され、トランサムは閉じられています。


●最新ヨットデザイン

ハルラインは、従来のXcモデルから受け継がれた深いV字型のバウセクション、ゆったりとしたロッカー、高めのスターンオーバーハングを維持し、快適なセーリングをご提供します。さらに、Xc 47の船尾にはモダンな幅広のスターンセクションがあり、綿密なソフトチェーンが組み込まれているため、フォルムと安定性が増し、パフォーマンスが向上し、船尾のキャビンのスペースも広くなっています。


X-Yachts Xc47


●カーボン強化

Xc 47は、真空注入されたエポキシと電子ガラスのサンドイッチ、X-Yachtsの有名な特徴であるスチールフレームで作られています。高荷重にさらされる部分はカーボンファイバーで補強され、余分な重量を増やすことなくヨットの強度を高めています。


●インテリア

上部構造の形状の美しさが目を引きことできそうです。

 デッキの下でも周囲を見渡せ、より自然光が入り、多層階のフロアを実現することができます。"セミデッキサルーン "と呼ぶことができそうです。


Xc 47が長期間の航海にも耐えうるよう、頑丈かつエレガントに仕上げられた船内の表面には、効率的な収納スペースが隠されています。


X-YachtsのCEOのクレイン・ブリンク・ニールセン氏は、「デンマークのデザインと建築は、クリーンで時代を超越したスタイルで有名です。X-Yachtsは常にこの伝統の一翼を担ってきました。」と話します。


X-Yachts Xc47 インテリア


次回は、各機能に焦点をあててご紹介します。


エンマリンはX-yachts の日本総代理店です。お問合せはこちらから。

bottom of page