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歴史を作ったレーサーたち - IMX 38

本日は、Xヨットの過去の逸品をご紹介します。


伝説に残るIMX 38をご存じですか?性能重視であるにもかかわらず、単なるレーシングヨットではないセイルボートを、X-Yachts社は開発しました。家族で快適にクルーズするために必要な設備がすべて揃っている、マルチなラグジュアリーレーシングヨットでした。

IMX 38

もともと、X-382は、モールドが発表されるやいなや、その印象的な外観で注目を集めました。IMS国際ハンディキャップ・ルールのもとで良いパフォーマンスを発揮するために最適化された新しいタイプのレーサー/クルーザー、IMX 38の誕生でした。


X-382をオフショア仕様のOne Design IMX 38に変身させるため、フリーボードを10cm下げ、コックピットとインテリアレイアウトの両方を再設計するなど、パフォーマンスを高めるための大幅な改良が行われました。 ティラーを装備する多くのレーシングヨットとは異なたった約10kg重いにもかかわらず、幅広いセイラーにアピールすることができたのです。


IMX 38

IMX 38は、37.6m²という比較的大きなメインセイルと、マストヘッド・コンフィギュレーションによく採用される小さめのヘッドセイルを組み合わせた、3スプレッダー・マストヘッド・リグでした。 軽風のコンディションでは、51.4m²の150%ジェノアが必要なスピードが出せました。マスト自体は、初心者からベテランレーサーまで対応できるようIMX 38のために特別に設計され、強度、軽さ、柔軟性の理想的なバランスを実現していました。


IMX 38の全盛期には、イギリス、オランダ、ドイツ、スイス、ギリシャ、イタリアで活気あるクラスを維持し、国際的なセーリングサーキットにおける人気と競争力を証明したのでした。


IMX 38

製造年 1992 - 2000

建造数: 92

全長: 11.41 m

メインセール: 37,61 m²

ジェヌア 51,48 m²

スピネーカー 114,31 m²


エンマリンはX-Yachtsの日本総代理店です。

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