Xヨットは、より速く、よりスムーズで、よりヒールしにくいことに注力しています。
そして、セーリングのプロでなくてもその体験できるよう設計されています。
今日はその中の3つをご紹介します。
剛性&リグ
どのようなヨットでも、フォレステイとバックステイ は船体を上方に引っ張り、マスト は船体を下に押します。もし船体の剛性が十分でなければ、船はたわみます。特に波のある風上で帆走するときに顕著に表れます。そのため ボートが波にぶつかるたびにフォアステイにテンションがかからなくなります。
これはフォアステイ・ポンピングと呼ばれ、重要な瞬間にフォアセイルを変形させ、パフォーマンスに悪影響を及ぼします。それを回避するため、Xヨットは、船体の剛性を高めました。風や水からの力は、キール下部からマスト上部まで、そしてバウからトランサムまで、海洋に耐えるしっかりとした寸法のパーツによって吸収されます。この剛性はフォーステイのポンピングを防ぎ セイルやリグの微調整を正確に行えます。コンディションの変化に容易に適応できることで セーリングをより安全にできます。
すべてのX-Yachtにはロッドリギングが装備され、船体にかかる力を均等に分散・吸収できるようチェーンプレートが組み込まれています。X-Yachtが波にぶつかっても ほぼ屈することはありません。
スチール・フレーム
亜鉛メッキのスチール製フレームはXヨットの特徴の中でも最も有名ではないでしょうか。これは1981年デビュー以来、Xヨットの構造の中核をなしています。いくつかのモデルではスチールフレームは、軽量化のためカーボンファイバー製にアップデートされたモデルもありますが、キールと船体を安全かつ強固に固定する機能には影響ありません。
スチール・フレームはより重いキールを使用できるようになります。
これはXヨットが誇る安定性の重要な要素です。
キールはスチールフレームに直接ボルトで固定され、キールにかかる突然の負荷、たとえば接地したり、水中の破片にぶつかったりすることによる突然のショックでさえもを吸収し均等に分散されます。
安定性/重量の分散(縦方向と横方向)
X-Yachtsは低重心による高い安定性を追求してきました。
キールは重く、ヨット内の重量配分が水線に近い中央に寄せています。
ヨットでは縦方向の重量配分も大変重要です。
船尾やトランサムに過大な重量がかかると、ピッチングやスラムの原因になるからです。
これは乗り心地がよくないだけでなくボートに大きな負荷を与え、減速もさせます。
Xヨットはタンクをはじめとする重量物をできるだけミッドシップに近づけています。質量を重心に近づけることで慣性を減らし、スピードを上げ 快適性が増します。
今日は、X-Yachts の凄いところ、ご紹介しました。
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